【子育て】勉強ができる子どもの才能①「負けず嫌い」の育て方|勉強ができる子どもに育てる方法
学習塾本塾ミズシマです。
「勉強ができる子どもに育てる方法」を連載していきますので、よろしくお願いします。
初めてお読みになる方は、
【子育て】勉強ができる子どもに育てる方法|幕張本郷の個別指導なら学習塾本塾
をお読みください。
前回は、勉強ができる子どもの才能①「負けず嫌い」について、お話しさせていただきました。
前回の記事はこちらです。
【子育て】勉強ができる子どもの才能①「負けず嫌い」|勉強ができる子どもに育てる方法
勉強ができる子どもの才能①「負けず嫌い」の育て方
前回は、勉強ができる子どもの才能①「負けず嫌い」と「負けず嫌い」の成績の上げ方を解説しました。
「負けず嫌い」は、勉強においても、社会においても、有効な才能です。「憎まれっ子世に憚る」ということわざが生まれるのも、競争が嫌いな日本人の中でも、「負けず嫌い」が周りに憎まれていながら成功していくからではないかなと個人的に思っています。
才能は、なくても育てることが可能です。むしろ、今回の「負けず嫌い」は、日本人は才能を潰したがる傾向があるので、育てることも重要ですが、才能を潰さないことの工夫の方が重要ではないかと思います。
勉強ができる子どもの才能①「負けず嫌い」が育たない理由
日本人は競争が好きではありません。教育現場でも、家庭でも、競争させることを嫌う風潮があります。
「かけっこで優劣を決めるなんて、運動が不得意な子どもが傷つく」「偏差値で子どもを判断するのはよくない」と言って、順位をつける、優劣をつけることをなくそうとしているようです。
私は競争させることは大賛成です。どんどん競争させるべきです。
必要なことは競争をやめさせることでなく、敗者への配慮を学ばせることです。
勝った人が負けた人に「ナイスファイト」と言ってあげることです。
競争をやめてしまうと、勝者がモチベーションを上げる機会だけでなく、敗者が自分実力不足を認める機会も奪ってしまいます。
勉強できない子どもは、自分の実力不足を認めません。「今回はたまたま調子が悪かった。」「先生の教え方が悪かった」と運や他人のせいにしてしまい、自分は努力をしません。自分の努力が他の人に及ばないことを受け入れることをしないのです。
成績が悪い子どもも、「努力が足らなかった」と反省する子どもは、そのうち成績が伸びます。
ですから競争をした方が、みんな結果がよくなるのです。
勉強ができる子どもの才能①「負けず嫌い」の育て方
お話ししたように、「負けず嫌い」という才能は、あっても嫌われ、なくても育てようとする人は少ないです。
だからこそ、うまく育てることができれば、この上ない武器となります。
「負けず嫌い」という才能の育て方
才能「負けず嫌いの育て方」は
①競争する機会を増やす
②ギリギリで負けさせる(たまに勝たせる)
③勝った時は一緒に喜ぶ
④負けることの価値を学ばせる
ことです。
①競争する機会を増やす
競争することが、「負けず嫌い」を育てる一番の機会です。小さい頃から親や兄弟姉妹と競争させてください。
かけっこから、後片付けの速さまで、日常には競争させる機会がたくさん転がっています。
日本に蔓延っている「競争はダメ」という風潮を家庭では覆してください。
②ギリギリで負けさせる(たまに勝たせる)
才能「負けず嫌い」が育つタイミングは、「悔しい思いをした時」と「頑張って勝つ喜びを知った時」です。
私の家族は表面的には違いますが、全員、根は「負けず嫌い」です。
親の「負けず嫌い」はさておき、子どもの「負けず嫌い」は育つように工夫しました。
もう下の子どもも高校生になりましたので、ネタ晴らしをすると、親と競争をさせて、ギリギリで負けさせていました。
「お父さんとかけっこしよう。」と一緒にかけっこをするのですが、当然、子どもであれば、親は大差で勝てます。
でも手加減をして、ギリギリで勝つのです。「速くなったね、次は負けちゃうかな。」そう言いながら子どもが速くなったら親も徐々に本気を出す(笑)
負け続けるとやる気がそがれるので、たまにギリギリで負けてあげる。それを繰り返すと、親がよきライバルになります。
小学生までであれば、多くの親は勉強で競争しても勝てるかもしれません。中学生以上になると親子関係的にも、能力的にも難しくなってきますし、性格がもう形成されていまうので、どの才能もそうですが、育てるのは早ければ早いほどよいのです。
③勝った時は一緒に喜ぶ
本塾で合格報告にいらっしゃる時、家族でいらっしゃる場合があります。
家族笑顔で帰られますが、そのまま、外食でもしてお祝いするんだろうなと雰囲気でわかることもしばしばです。
大きな試験で合格すると家族全員祝ってくれる。これは、成功体験より一層強めます。
勉強ができる子は、成長しても、自分の成功体験を覚えています。その時に、やはり、「家族に祝ってもらった」ことが嬉しい記憶として残っているようです。
とはいっても、大きな試験で合格する機会なんてそうそうありません。
ですから、小さなことでも、ささやかなご褒美でもいいので、祝ってあげることがおススメです。
小学校の小テストで100点を取ったでも、運動会で勝ったでもいいのです。絵が褒められたでも、身長が伸びたでも、何かを達成したときに、自分のように喜んでくれ、お祝いしてあげることが、才能を伸ばすうえで非常に効果が高いのです。
④負けることの価値を学ばせる
人生、勝ってばかりの人はいません。負けることもありますし、上を見ても、下を見てもキリがありません。
「私はほとんど負けたことがないですよ」という人がいたら、負ける勝負をしない人でしょう。
「負けず嫌い」の才能を伸ばすために重要なのは、負けることの価値を学ばせることです。
一番強い「負けず嫌い」は、負けを素直に認められる「負けず嫌い」です。
「負けること」はたくさんのことを教えてくれます。
・実力があっても、負けることがあること
・自分が超えられない壁を感じること
・なぜ負けたのか反省すること
・悔しい思いをすること
・敗者の気持ちを知ること
挙げればキリがありません。
一番、親が伝えなければいけないことは、「負けることで人は成長する」ということです。
私は模試の成績が悪かった生徒に、「自分の実力を知れてよかったね。できないところを知るために試験はあるんだよ。」と伝えています。
加えて、「100点を取った人は、テストに意味なんてなかったんだよ。だって、学んだことはないんだから、50点の人は、できなかった50点分、できなかった問題がわかったし、できるようになる伸びしろがあるんだから。」
と伝えています。
競争させる先生や親の中には、「勝たなければ意味がない」という方がいますが、私はそうは思いません。
負けた時こそ、次に勝てるチャンスをもらっているはずなのです。
子どもの才能を伸ばし、勉強ができる子が増えていきますように。
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