【続】私が武田塾の取締役をやめた理由|幕張本郷・幕張西・習志野の個別指導なら学習塾本塾

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塾長ブログ
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幕張本郷・幕張西・習志野の個別指導、学習塾本塾ミズシマです。


千葉県の幕張本郷で学習塾本塾という学習塾を運営しておりますが、併せて学習塾本塾プログラミングコース「コードアドベンチャー幕張本郷校」を運営しています。


以前に書かせていただいた記事について、多くの反響をいただき、ありがとうございました。


私が武田塾の取締役をやめた理由|幕張本郷・幕張西・習志野の個別指導なら学習塾本塾


前回の記事は、武田塾の元社長がニュースとなったことをきっかけとして、武田塾を辞めた当時の経緯を語らせていただきました。


その中で、「どうして学習塾本塾を作ったのですか?」「武田塾と学習塾本塾はどう違うのですか?」という質問を多数いただきましたので、改めて筆を執らせていただきます。



武田塾を辞めてから学習塾本塾を作った理由


武田塾を辞めた理由と、学習塾本塾を作った理由は同じです。

「これから起こる、教育の崩壊にもっとできることがしたかった。」

からです。


そして、それをするためにやりたかったことが武田塾ではできなかったからです。


ちなみに、武田塾が嫌いでやめたわけではないですし、武田塾のやり方が間違っていると言いたいわけではないので、ご理解ください。




学歴だけ与えても「高学歴ニート」を増やすだけ


私が考えている教育崩壊には2つの側面があります。


1つは、学歴神話の崩壊です。

「学歴を持っている人=優秀」という観点で、国も民間企業も人材を採用していました。

しかし、学歴を持っていても社会で優秀とは言えないということがわかってきてしまい、学歴さえあれば将来が安泰という時代は終わりました。

なぜなら、学歴だけ与えても、大学だけ合格させても、優秀な人は育たないからです。


そして、勉強ができなくても「学ぶ力」と「学び方(勉強のやり方)」が身に付けば、社会で活躍できます、逆に、「学ぶ力」と「学び方(勉強のやり方)」が身に付けば、勉強をすれば勉強ができるようになるのです。

「学ぶ力」と「学び方(勉強のやり方)」なしに、闇雲に勉強をしても、勉強ができるようにならないか、勉強だけできる人間になってしまうのです。


そして、勉強だけできればいいという間違った認識で育った結果、「高学歴ニートの増加」という社会現象を起こしてしまっています。


これから子どもを育てる親、そして子供たち本人が知らなければいけないのは、これからは新しい社会で活躍できる人物像を目指さなければいけない時代だということです。


ちなみに、学習塾本塾でプログラミングコースを設置しているのは、学歴だけではなく、多様な選択肢を子どもに与えるための取り組みでもあります。



勉強する力を失っていく子どもと難しくなる教育内容


便利な世の中になり、子どもたちは勉強する力を失っています。そして、それを補うべく、国は教育改革により、教育内容を難しくしました。その結果がどうなるかは、プロでなくても予想できるでしょう。

「学校についていけない子どもたちが溢れる」ことです。


それを防ぐ力は残念ながら学校にはないですし、従来の塾・予備校にもありません。

なぜなら、学校も、塾・予備校も学ぶ力が育っている子ども、勉強ができる子どもに目を向け、勉強ができない子どもを怠けもの扱いしているからです。


これが、教育崩壊の2つ目の側面です。



合格する生徒と不合格になる生徒の違い


私が武田塾の取締役を辞めた時、教育改革もされていなければ、「高学歴ニート」という言葉もなかったと思います。

では、なぜ教育崩壊の予兆に気が付けたか、それは、武田塾の取締役をしている間に、合格する生徒と不合格になる生徒の違いを自分なりに分析していたからです。


合格する生徒と不合格になる生徒の違い。武田塾では、参考書のルート(カリキュラム)が同じであるため、学ぶ内容は一緒です。それでも合格する生徒と不合格になる生徒がいます。それがどこにあるのか分析し、考えていました。


気付いたことは、合格する生徒には、「学ぶ力」が備わっていて、それを合格するために活かせた生徒は合格していることに気が付きました。


「学ぶ力」はあるけれども、やるべきことがわからなかったから勉強ができなかった、またはやっていなかった生徒はメキメキと偏差値が上がる一方で、「学ぶ力」がない生徒は先に進めなくなります。


「学ぶ力」がない生徒は、元々予備校にもついていけない生徒ですから、結果、行き場を失ってしまうのです。


さらに言うと、「学ぶ力」は、年齢が早い方が付きやすく、「学ぶ力」は多岐に渡るので、それぞれの力を伸ばすには時間と労力が必要なのです。



「学ぶ力」をつける「自考学習」が必要


「学ぶ力」をつけることも、自分で考えて学習をマネジメントすることも、成績の良し悪しに関わらず身に付けることができます。

そして、勉強ができる子どもも、より「学ぶ力」を身に付けたり、「自分で考える力」を身に付けることで、勉強だけでなく、社会で活躍できる人財となるのです。


そして、「学ぶ力」を付けることは早ければ早いほど、人生を変えることができるのです。


だからこそ、学習塾本塾では、小学生から生徒を受け入れています。



これから起きる教育の崩壊に備えなければならない


現代は以前よりも格段に便利な社会です。便利な世の中になるにつれて、子どもたちの学ぶ力も生きる力もは衰えています。

その中で、以前よりも教育内容はどんどん難しくなり、社会も多様化、複雑化しています。


子どもたちの「学ぶ力」がどんどん衰えている一方で、学校、塾・予備校のカリキュラムは、「学ぶ力がある」ことを前提としています。

予備校講師をしている時、下のレベルのクラスでも、生徒は偏差値60以上の高校に通っていました。予備校のカリキュラムは偏差値60以上の学生を想定しているからです。予備校に入ってくる生徒も合格実績を見て入ってくるため、「学ぶ力がある」生徒が集まりやすく、だからこそ合格する生徒が多いのです。


多くの塾も、「トップ高校に○○名合格!」を目標にしていますから、当然、偏差値上位の生徒を想定しています。偏差値上位の生徒が合格すれば、偏差値が低い生徒もつられて入ってくるからです。

だから、一般的な塾ができる子向けにできていることは、教育に詳しい人ならすぐにわかります。


さらに、学習内容は小学校も中学校も高校もどんどん難しくなるのに加えて、「教えない」教育が流行しています。

「思考力」という名のもとに、「知識」を得る力がさらに衰えて行っています。


学校の授業についていけている生徒がほとんどいないというデータもあるくらいで、これから、もっと学校の授業についていけない子どもは増えるでしょう。


一般的な塾・予備校では成績を上げられない多くの子どもを助け、学校についていけない生徒を助け、「学ぶ力」がある生徒はより高いレベルの「学ぶ力」をつけさせることで、将来、社会でも活躍できる人材を育てる。それが学習塾本塾の存在意義です。

それをすることで、少しでもこの教育崩壊から救える子どもたちがいればと考えています。



自分自身の未来は自分自身で切り開く力を


学習塾本塾では、どんなレベルの生徒でも受け入れています。なぜならば、どんな学力の子どもでも「学ぶ力」は足りなくて、どんな学力の子どもでも、「学ぶ力」は身に付けれらるからです。

そうすれば、どんな学歴でもどんな職業についても、自分の将来を自分自身で切り開ける力をつけてくれるはずなのです。


それこそが、今の教育崩壊を変える下支えになると信じています。




志望校に合格させるだけでなく、社会で活躍する能力を育てたい方はご相談ください。



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