中高一貫校の生徒が中学生で陥る罠|幕張本郷の個別指導なら学習塾本塾

query_builder 2022/05/02
塾長ブログ
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幕張本郷の個別指導塾、学習塾本塾ミズシマです。

学習塾本塾幕張本郷校には中高一貫校の生徒が在籍しています。


最初の中間テストクラスビリから学んだこと


私は中学、高校は私立の中高一貫校に通っていました。自分の経験を語るときに話すことがありますが、中学1年生最初の中間テストで英語の点数がクラス最下位でした。当時小学生では英語をやっていなかったとはいえ、以前に英会話教室に通っていたこともあり、英語は苦手ではなかったのです。でも結果は最下位でした。


そこから試行錯誤して苦労をしながら、高校の時には学年上位の成績に貼り出されるほど英語ができるようになり、英語の予備校講師となりました。

今を思えば、クラスビリから始まったからこそ、英語ができない時、勉強ができない時にどうすればいいか誰よりも悩み、工夫をしてきたからこそ、できない子どもをできるようにすることができるようになってきたのでしょう。



中高一貫校の生徒が注意すべきポイント


私が最初の中間テストでクラスビリになってしまったのは、圧倒的に「定期テストへの戦略」が欠けていたことです。

私だけではなく、中学校の勉強や定期テストを甘く見ていると、後ですごい苦労をすることになります。

中高一貫校の生徒が注意すべきポイントは以下の4つです。


①塾のカリキュラムから外れ、何を勉強したらいいかわからない

②基本の解説が飛ばされてしまうため、苦手な教科は落ちこぼれやすい

③部活や友人関係で忙しくなり、勉強に対する意識が薄れる

④大学受験まで入試がないため、まだ大丈夫と油断している



①塾のカリキュラムから外れ、何を勉強したらいいかわからない


多くの中学受験生が集団指導塾に通い中高一貫校に合格したと思います。関東であれば、四谷大塚、サピックス、日能研などが有名ですね。これらの塾に関わらず、集団塾はカリキュラムが決まっています。したがって、いつ何を勉強するかが明確でした。さらに、カリキュラムは先を見据えて作られていますから、頑張ってついていけば入試をクリアすることができました。


中高一貫校に入り、多くの生徒は、「学校の勉強のカリキュラムについていけば大丈夫」と思っています。私もそう思っていて中高一貫校で落ちこぼれてしまいました。それが中高一貫校の罠です。


学校は塾ではありませんから、成績を上げるために何が必要かは教えてくれません。同じ先生で学びながら、その中で自分で何をすればいいか考えられる人、または、何を勉強すればいいか教えてくれる人がいない限り、いくら真面目に授業を受けても成績は上がりません。


中高一貫校に通っている生徒は優秀ですし、理解力も高く、さらに、一定数が中学1年生からすでに塾に通っています。

それに気づかないままにしてしまうと、だんだん周りの同級生たちから置いていかれてしまうのです。

気が付いたころには、授業の内容がわからなくなって、勉強嫌いになっているか、勉強を諦めてしまうでしょう。



②基本の解説が飛ばされてしまうため、苦手な教科は落ちこぼれやすい


中高一貫校に通う生徒は理解力が高く、応用力もある生徒が多いことが特徴です。一方で、難しい問題を解きたがり、基礎をおろそかにしがちです。

その傾向に加えて、学校の先生たちは、ハイレベルな生徒に合わせて授業をしてしまいます。苦手な生徒に向けて丁寧な解説をするよりもハイレベルな生徒に難しい問題をさせたほうが、学校のためにもなるわけです。先生は「勉強が苦手=勉強を真面目にしない」と思っているため、勉強できない子どもはやればできると思っています。


中高一貫校も公立中学校でも、「学校の先生はわからない所を飛ばしてしまうから授業がわからない」と勉強が苦手な生徒は言います。

基本的なことができなければ、自分で取り組むか、塾に頼るしかないわけです。



③部活や友人関係で忙しくなり、勉強に対する意識が薄れる


私は中学時代は野球部に所属していました。中高一貫校でしたから、高校生と一緒にプレーしたり練習することもあり、練習はハードでした。

また、中学校に進学して新しい友人もできました。当時はスマホはなかったので、友人の家でゲームをしたり、自転車や電車で出かけたりと楽しい学生生活を送りました。

部活と友人関係で忙しく、宿題などはきちんとやっていましたが、それ以上に勉強をするモチベーションが湧きませんでした。

誰か、その中でも勉強を意識させてくれる人がいれば全然変わっていたなと思います。



④大学受験まで入試がないため、まだ大丈夫と油断している


中学受験を終えると、中高一貫校は6年間入試がありません。指定校推薦などの推薦を狙うとしても中学校の内申点は関係ありません。

中学生の間は学校についていくことができれば大丈夫と油断していると、勉強嫌い、勉強が苦手になってしまう人が非常に多いです。




中高一貫校の生徒は自立した学習への転換が大事


中高一貫校の生徒は、当然、公立中学校の生徒よりも勉強ができます。ただし、中高一貫校の授業のスピードは速く、周りの同級生たちもできる生徒が多いため、意識は下がっていても学力はあります。

中学受験で培った学力を保ち、大学入試に向けて活かしていくためには、中学受験並みに勉強をする必要は当然ありません。

せっかく身に付けた勉強習慣と学力を、自立した学習に転換することが重要です。その転換ができないと、学校の授業についていけなくなったり、一夜漬けの学習に慣れてしまい、一定期間が過ぎると忘れてしまうような学習法になってしまうのです。




中高一貫校の生徒は勉強法を身に付けなさい


中高一貫校の生徒は高校入試の勉強をする必要は一切ありません。それとは別に、学校の授業の勉強に取り組みながら、自立した学習法を身に付けることが重要です。

塾に通うのは週1~2で十分ですから、1週間の勉強の計画をしっかり立て、効率のよい学習法を身に付けることで、部活やプライベート、習い事と両立した生活を送りましょう!


それができないと、勉強についていけないから部活をやめないと!遊びに行けない!となってしまいますよ。



中高一貫校の定期テストは公立中と違う


ちなみに中高一貫校の定期テストは公立中学校とは全く異なります。成績の上げ方も異なりますから注意してくださいね。

中高一貫校の定期テストについては以下の記事をご覧ください。


【勉強法】中高一貫校の定期テストの成績の上げ方|幕張本郷の個別指導なら学習塾本塾



中高一貫校の生徒で勉強法を身に付けたい方、勉強法を身に付けさせたい保護者様はご相談ください。




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