【中学校社会】時差の問題を徹底攻略!|幕張本郷・西船橋の個別指導なら学習塾本塾
幕張本郷・西船橋の学習塾本塾ミズシマです。
中学校の定期テストで躓く生徒が多く出る単元が「時差の問題」です。
なぜ、みなさん「時差の問題」で躓いてしまうのか?それには理由があります。
中学生が「時差の問題」で躓く理由
中学生が時差の問題で躓く理由は以下の通りです。
①社会なのに暗記でなんとかならない
②個人によって習熟スピードに差が出る
③アウトプット(演習)をしないと問題が解けない
④計算と理解が両方必要な単元
⑤中1の初めに扱われることが多いので定期テストに慣れていない
社会が得意な生徒が躓いてしまうのが「地形図」です。
なぜなら、社会が得意な子どもの特徴は①暗記が得意または②社会に興味がある子どもがほとんどです。
そして、時差の問題は暗記で克服できませんし、「私、時差の問題って好きなんだよね」という人は少ない単元です。
社会が好きな人って、歴史好きの方が多いですし、地理や地図が好きって人はいますが、時差の問題が好きって聞いたことがないですね。
時差の問題で必要な知識
時差の問題を解くにあたって絶対押さえたいポイント2つ
時差の問題を解くにあたって絶対押さえたいポイント2つです。
これを押さえられれば時差の問題ができると言っても過言ではありません。しっかり理解しておきましょう!
①経度15度で1時間の時差が生じる
②日付変更線を超えると1日進めたり遅らせたりしないといけない
①経度15度で1時間の時差が生じる
「経度15度で1時間の時差が生じる」を忘れてしまうと、時差の問題が解けなくなってしまうことが多いので絶対に覚えておきましょう!
※1時間の時差の経度を忘れてしまったら
地球は24時間で西から東へ1回転します。1回転は360°ですよね。
ということは
360÷24=15
つまり、360°を24時間で割れば、1時間当たりの度数がわかります。
地球はロンドンを0°として東に向かって東経180°、西に向かって西経180°となっているので、合計360°となりますから一緒です。
②日付変更線を超えると1日進めたり遅らせたりしないといけない
日付変更線とは東経及び西経180度の経線に沿って引かれた線です。
日付変更線を超えると文字通り日付が変わってしまいます。
※日付変更線を超える場合
日付変更線を超える場合には以下の通りに日付を変えます。
東から西へ超える場合・・・1日進める
西から東へ超える場合・・・1日遅らせる
日付変更線の扱いは、忘れやすく、間違いやすいですよね。
予防として覚えておいて欲しいことは
①日付変更線は超えない!
②日本は世界の中では早く時間が訪れる
ことです。
①日付変更線は超えない!ことは、時差の計算の解説する時に説明します。②日本は世界の中では早く時間が訪れることは例をあげて説明しましょう!
日本が23時の時、世界は何時?
日本が23時の時に世界の国々の主要都市は何時か紹介していきます。
国名(都市)(日本との時差) 日本が23時の時の時刻
オーストラリア(シドニー)(+1) 24時(PM12時)
日本(東京)(±0) 23時(PM11時)
中国(北京)(-1) 22時(PM10時)
タイ(バンコク)(-2) 21時(PM9時)
インド(デリー)(-5.5) 17時30分(PM5時30分)
エジプト(カイロ)(-7) 16時(PM4時)
フランス(パリ)(-8) 15時(PM3時)
イギリス(ロンドン)(-9) 14時(PM2時)
ブラジル(リオデジャネイロ)(-12) 11時(AM11時)
アメリカ(ニューヨーク)(-14) 9時(AM9時)
アメリカ(ロサンゼルス)(-17) 6時(AM6時)
アメリカ(ホノルル)(-19) 4時(AM4時)
日本の標準子午線は兵庫県明石市を通る東経135度です。世界の国々の中では、日付変更線に近い位置にあります。さらに日付変更線の東側にあるため、日本は世界の中では早く時間が訪れるのです。
上記の一覧でわかるように、日本が23時でも、ハワイのホノルルではその日の早朝4時なんですね。ハワイ旅行の時は、飛行機で着いても、出発時刻よりも前についてしまうので、タイムスリップのような感覚です。まあ、帰りにその分戻ってしまうのですが・・・・
しかし、この感覚を覚えておけば、時差の問題の答えが出た時に、時差の扱いを勘違いした時、「あれ?なんかおかしいぞ?」と気づけるはずですので知っておくと便利ですよ。
時差の問題で頻出の問題形式
時差の問題で頻出の問題形式を押さえておけば、定期テストも入試も怖くありません。
時差の頻出問題を一部紹介しておきましょう!
①時差の時間を求める問題<基本>
【レベル1】
<例題>明石(日本)とカイロ(エジプト)の時差を求めろ
<式と答え>
式:{135度(明石の経度)ー30度(カイロの経度)}÷15度=7時間
答え:7時間
時差を求める基本問題です。東経同士の場合は、2つの都市の経度を引き算して1時間の時差が生じる15度で割れば完成ですね。
日本(明石または東京)が出る時は、経度の差が大きく、東経の範囲内にあるカイロ(エジプト)が頻出です。
【レベル2】
<例題>明石(日本)とロサンゼルス(アメリカ)の時差を求めろ
<式と答え>
式:{135度(明石の経度)+120度(ロサンゼルスの経度)}÷15度=17時間
答え:17時間
ちょっと難易度が上がると、東経の都市と西経の都市の時差を求める問題が出ます。東経と西経の場合は、2つの都市の経度を足し算して1時間の時差が生じる15度で割れば完成ですね。 日本(明石または東京)が出る時は、経度の差が大きく、西経の範囲内にあるロサンゼルス(アメリカ)、ニューヨーク(アメリカ)、リオデジャネイロ(ブラジル)などが頻出です。
②都市の時刻を求める問題<発展>
<例題>東京が8月14日午後3時の時、ホノルルは何月何日の何時か答えなさい
<式と答え>
式:{135度(東京の経度)+150度(ホノルルの経度)}÷15度=19時間(東京とホノルルの時差)
東京が8月14日午後3時で時差は19時間となります。東京の方が時刻が進んでいるので、19時間さかのぼると8月13日午後8時となります。
答え:8月13日午後8時
③飛行機移動を伴う問題<応用>
飛行機移動を伴う場合は、時差だけでなく移動時間も考慮しなければなりませんので、注意してください。
実際のフライトスケジュールで問題を作成してみました。
ちなみに、参考にさせていただいたのは日本航空JL784便です。
ハワイ旅行行きたい!!
<例題>日本の空港を午後20時45分に出発した飛行機が、ハワイのホノルル空港にその日の午前9時05分に到着した。この飛行機の飛行時間は何時間何分か?
<式と答え>
式:{135度(東京の経度)+150度(ホノルルの経度)}÷15度=19時間(東京とホノルルの時差)
よって、出発時のホノルルの時間は、午前1時45分
到着時のホノルルの時間は午前9時05分なので、午前1時45分~午前9時05分となり、7時間20分となります。
【別解】
式:{135度(東京の経度)+150度(ホノルルの経度)}÷15度=19時間(東京とホノルルの時差)
よって、到着時のホノルルは東京の時間では、次の日の4時05分となります。
出発時の東京の時間は午後20時45分なので、午後20時45分~翌4時05分となり、7時間20分となります。
答え:7時間20分
いかがでしょうか?
時差の範囲をしっかり理解してしまえば、どんな問題が出ても怖くないですよ、頑張ってくださいね。
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