丸暗記教育が子どもをダメにする|幕張本郷・幕張西・習志野地区の個別指導、プログラミング教室なら学習塾本塾
幕張本郷・幕張西・習志野地区の個別指導、千葉市・東京都港区田町のプログラミング教室、学習塾本塾塾長ミズシマです。
塾選びをする時に、「難しい(ハイレベル)問題を解かせる=すごい塾」という間違った基準で塾を選ぶという罠にかかっている保護者様やお子様が多いことです。
「ハイレベルな塾に通っているのに、定期テストで平均点もいかないなんて・・・・」と本塾に相談に来る保護者様が多いです。
「難しい問題ができる=簡単な問題ができる」と勘違いしていると思いますが、難しい問題の解法を丸暗記してできても、その他の問題が解けるわけではありません。
むしろ、「学ぶ力」をつけていれば、基本的な事をしっかり理解すれば、どんな問題でも取り組めるようになるのです。
難しい問題を簡単に教える方法=丸暗記させる
学校の先生をしていた時に痛切に感じましたが、能力や基礎力、才能も違う多人数が理解できるように指導することは非常に経験とスキルのいることです。
その中で、簡単に教える方法があるのです。
それは、
「これ覚えておけばテストは大丈夫!」
「この問題テストに出るよ~」
という伝家の宝刀です。
学校や塾に通っていたら、聞いたことがない人はいないんじゃないかというセリフですね。
先生も楽だし、生徒も楽、まさにWINーWINな戦略です。
生徒の実力はつきませんが、その場しのぎにはもってこいです。
丸暗記教育は教えれば教えるほど成績が下がる!?
しかし、賢い人はわかります。目先のテストが良くても、実力がついているわけでないのでは?と。
そして、人間の記憶力には限界があるので、覚えれば覚えるほど、抜けていってしまいます。そう、実は教えれば教えるほど成績が下がってしまうのです。
学校の教員時代に、保健体育の先生が困っていました。
「自分は多くのことを学んで欲しいから、色々紹介したいけれども、そうすると、他の担当の先生がテストに出ることしか教えないので、他のクラスの方が平均点が高くなってしまう。生徒にもテストに出ないことは教えないでって怒られてしまうんです。」
研究にもあるのですが、100個覚えてもらって、そのうちの10個をテストするのと、10個覚えて10個テストするのでは、100個覚えたほうがテストの点数が悪くなってしまうのです。
つまり、集団指導の先生は、テストに出る以外のことを教えれば教えるほど評価が下がってしまうのです。
だからこそ、「とにかく、ここだけ覚えればいいから」という教育が蔓延しているのです。
公式は覚えるものではなく、結果としてたどり着くもの
中学3年生に「なんでこんな公式になるのかわからない」と以下の公式の質問をされました。
x2−y2=(x−y)(x+y)
「公式は覚えればいいんだよ」というかもしれませんが、「右の式を展開してみなさい」と伝えると、「なるほど!わかった!」と帰っていきました。(何も教えていませんが、一番効果の高い指導法です。)
公式は覚えるものではなく、結果としてたどり着くもの、そして、なんのために使うのかが重要だと思います。
丸暗記で解いていくと徐々に苦しくなってくる
難しい問題を丸暗記で解く、確かに同じような難問は解けるようになります。しかし、理解をしているわけではないので、ちょっと変化してしまうと解けません。
また、丸暗記で解く場合は、短期記憶に頼っているため、しばらくすると忘れてしまいます。そうすると、また覚え直さなければならないため、非常に効率が悪くなります。
そして、丸暗記に頼ると、理解しないで問題を解く癖がつくので、余計に丸暗記でないと問題が解けなくなります。
丸暗記で勉強を乗り切ろうとする子どもは、比較的社会が得意で、数学や英語が苦手になっていく傾向があります。
蔓延る丸暗記教育
公立小学校から、私立高一貫校に進学し、卒業しましたが、その間、多くの学校の先生から「いいから覚えなさい」と教えられていました。
「覚えても問題は解けないのに、どうすればいいですか?」と聞くと、「たくさん問題を解きなさい」「ちゃんと授業聞いてるの?」と言われました。
学校の先生の中には、わかりやすく理解させてくれる先生もいましたし、予備校に通うと、理解を促す先生の割合は増えました。
なんで、早くそういった先生に出会えなかったか悔やまれるほどでした。
なぜ丸暗記教育になってしまうのか?
学校の授業や多くの塾の授業が「いいから覚えなさい」になっている理由は明確です。「自分がそう言われて育ってきたから」「その方が教えるのが楽だから」です。
丸暗記させられても、学ぶ力がある子ども、つまり、できる子どもは、自分で理解します。だから、「いいから覚えなさい」という先生でも、伸びる生徒は自然と伸びます。
むしろ、先生の言っていることを信じない生徒の方が伸びるかもしれません。学校の授業で、先生の授業を聞かずに、参考書で勉強をしていた生徒が成績がよかったのも頷けます。結局、できる生徒は、自分で参考書で勉強しても、理解できるし、問題を解けるようになってしまうのです。
めんどくさがりな現代の子どもに歓迎される丸暗記教育
昔の教育は丸暗記に頼らざるを得ないレベルでしたし、入試やテストも暗記力が大きく問われるものでした。
現代の入試やテストは、思考力、理解力を問う問題にどんどんシフトしています。
しかし、教育現場はそれに合わせて変化が遅いと思います。
算数の授業で「みはじ」や「はじき」で教えていることがその証拠です。
一方で、現代の子どもが丸暗記教育を歓迎してしまっていることも傾向を強めています。
なぜなら、現代はボタンを押せば、仕組みはよくわからないけど何でもできてしまう世の中だからです。丸暗記やただ公式に入れるだけという解き方は、機械のボタンを押すことのように感じているのでしょう。
丸暗記教育を受けても優秀な人材には育たない
社会に出て、言われないと何もできない人材は使い物にならないと言われているようです。
優秀な人材はマニュアルがなくても仕事を臨機応変に対応できますが、そうでない人はマニュアルがないことを仕事ができない言い訳にします。
丸暗記教育に慣れて、自分で課題を見つける、自分で課題を解き明かすことができなくなれば、優秀な人材にはなりません。
大学でも、社会でも、主体的に課題を見つけ、それを解決できる人材を求めているのに、学校がそれに逆行するような教育を行っているのです。
日本人が世界で活躍できないと言われてしまうのも仕方ありません。
自分で課題を見つけて学習できる「自考学習」
学習塾本塾では、一人ひとり自分を分析し、課題を見つけて学習を進められる「自考学習」を行っています。「自考学習」を行っていれば、授業を受けていない教科も成績が伸びます。なぜなら、自分で理解でき、取り組むべき課題がわかっているならば、塾の指導がなくても成績が伸びるからです。先生が必要な教科だけ授業を取って指導を受ければよいのです。
多くの塾では、自分で勉強ができるようになれば、授業を取ってくれないと思っているので、自分で勉強ができるようにしようとしません。
高校生になって、全教科塾に通っている人はいないでしょう。大学生になって塾に通っている人はめったにいません。社会人になって塾に通っている人はいませんね。
自分自身での学び方や仕事のやり方を学ばなければ、どんどん周りに置いて行かれますし、周りに評価されません。
学歴はどうあれ、自らどんどん学べる人材が、将来活躍し、様々な夢を現実にできるはずです。
「自考学習」を学ぶことによって、そのような人材が学習塾本塾からどんどん育っていただければと思っています。
将来、子どもが自ら学び、活躍できる人材となって欲しい方はご相談ください。
無料相談、無料体験実施中です。
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自考学習塾 本塾 (JR、京成幕張本郷駅南口徒歩3分 )
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