集団指導とは手品のようなもの|幕張本郷・幕張西・習志野地区の個別指導なら学習塾本塾
幕張本郷・幕張西・習志野地区の個別指導、学習塾本塾ミズシマです。
元々、私は学校の先生、予備校講師をしていましたので、その頃は集団指導をしていました。
では、なぜ集団指導をしていたのに個別指導の塾を作ったか?それは、集団指導で勉強ができるようになる子どもが、時代と共にどんどん少なくなっているからです。
便利な世の中になり、物事に対して自分から積極的に学ぶのではなく、多くの情報を受動的に浴び続けることでしか学ぶことができない子どもが増えているのです。
かといって、受動的に学ぶということは非常に難しいことです。勉強ができる子どもは、自ら意欲的に学んでいたり、理解力がすぐれていたり、すでに学ぶ前に自分で習得してしまっているのです。
勉強ができない子どもにとって集団授業は「手品」である
勉強ができない子どもにとって集団授業は「手品」になっていると思っています。
「手品」が種も仕掛けもないと言いながら、仕掛けがあることは誰でも理解しています。「手品」を見て、どのような手品かを知ることはできます。しかし、どのような仕掛けなのかを知ることはできません。
勉強ができない子どもにとって、集団授業は「手品」になっています。問題とそれが解けることは、先生の説明でわかります。
しかし、どうやってそうなるのか理解できません。そして、受動的な今の子どもたちは「へー、そうなるのね。」で終わります。いかにもわかったようなそぶりで「手品」を眺めています。当然、「手品」をすることができないように、試験で問題を解くことはできません。
種明かしをしてもできないのが「手品」
「手品」によっては、マジシャンが種明かしをしてくれる時があります。簡単な手品なら真似をすることができるかもしれませんが、すぐにばれてしまうことが多いでしょう。難しい手品は道具があっても、種がわかっても、それを再現することができません。
なぜなら、マジシャンは「手品」を理解し、それを上手にできるように何回も練習しているからです。
勉強も同じです。先生が解いた問題の解説を聞き、自分がさも解けたかのように錯覚します。そして、自分で解いたとしても、先生の解いたことをそのまま真似しているだけで、理解しているわけではないので、後で解いても解けないのです。
なぜできないのかを見てもらいなさい
「学ぶ力」がついている子どもは、何回もやっているうちに仕組みやコツを理解します。ですから、手品でも勉強でもすぐに上達します。
さらに、根気よく繰り返すことができますから、さらに上達します。
「学ぶ力」がない子どもは、何回やっても理解できません。何が間違っているか理解できないのです。そして、たまたまうまくいくとやめてしまいます。それでは、できるようにならないのは当たり前です。
集団指導をしていると、「手品」のように理解しないで後で困っている子どもも、深く理解してできるようになっている子どもも、どちらもわかったように「うん、うん。」と頷いているため、区別がつきません。
そして、試験をしても、一人ひとりどこができていなかったのか確認することもできませんし、子どもたちも「今日は調子悪かったな。」「勉強していなかったから当たり前か。」で済ませてしまうのです。
なぜ勉強ができないのかは、個別に見てあげないと直らないのです。
繰り返しができない子どもたち
そして、今の子どもたちは繰り返すことができません。ゲームでも同じことを繰り返すことを「周回する」と言いますが、最近のゲームは「オート周回」と言って、勝手に周回してくれるゲームが多くあります。
ゲームでさえ周回がめんどくさいのに、勉強で周回することなんて、めんどくさいに決まっています。
自分で計画を立てる、できているかチェックする、理解していない所は理解するまで繰り返す。ことができる子どもは少ないでしょう。
集団授業は「手品ショー」になりがち
集団授業は先生にとって、勉強できる子どもが難しい問題を解けるようになることで満足感を得ます。そして、勉強ができない子どもは、できない理由が多岐に渡るため、それをケアすることが集団指導では難しいため、取り組んでも勉強ができる子どもたちから不満が出ます。
結果、集団授業は、難しい問題を手品のように解けば、勉強ができる子どもも満足しますし、勉強ができない子どもも「へー」とわかったように帰るため、みんなハッピーになります。
結果、勉強できない子どもが増殖するのです。
だから勉強は「個別指導」で指導するべき
学校の先生、予備校講師だった私が個別指導塾をやっている理由は、勉強をできるようにするためには、個別指導でないとできるようにならないと知っているからです。
そして、集団指導でも勉強ができるような「学ぶ力」をつけ、「勉強ができる子ども」にしていかなければなりません。
だからこそ、個別指導と言っても、個別指導で勉強を教えるだけではできるようになりません。計画を立ててあげて、できているか確認し、できていない所は分析して指導する。そして、励ましながら日々の勉強を管理する。それらができて初めて、勉強できない子どもが「勉強ができるようになる」のです。
成績がよいだけでなく、「勉強ができる子」に
「勉強ができる子」は、常に成績が良いですが、そうではなくても大量に勉強をさせれば、一時的に成績を上げることができます。
しかし、それを続ければ子どもも疲れてきますし、社会に出れば、先生はもういません。
子どもを「勉強ができる子」に育て、社会で活躍する人材にするためには、ただ勉強を教えるだけではだめなのです。
「学ぶ力」を身に付け、主体的に学んで欲しいと思っている方はご相談くださいませ。
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