【英語×PPAP】PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)で英語ができるようになる!?
勉強ができる人の多くは勉強法が身についていると思っています。しかし、それだけではなく、勉強とは何か?という本質的な部分が当たり前に理解できている人が勉強ができるのだと思います。
そして、勉強ができる人は何をやらせてもきちんとやりますし、ある一定の成果を出すことができます。勉強ができる=仕事ができるではありませんが、勉強のやり方知っている=仕事のやり方を知っている=人生をうまく生きていく力を持っているというのは近いのだと思います。
私はだからこそ勉強のやり方を知ってほしいのです。勉強ができるようにならなくても、勉強のやり方を学んでおけば人生は開けるからです。本塾では様々な学力レベルの子供が学んでいます。その中で今点数が取れればいいというだけではなく、子供たちの人生をより良いものにできればと思っています。
とそんなことを言っておきながら今日は「PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)」の話です笑
【PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)とは?】
PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)とはお笑い芸人「古坂大魔王」が演じるキャラクター「ピコ太郎」の持ちネタ(持ち歌)ですね。YouTubeの週間再生回数ランキング『ミュージック全世界トップ100』(集計期間9/30~10/6付)で世界一となったそうです。関連動画を含むと累計1億3400万回だそうで、世界的な人気ですね。
私の世代(ボキャブラ世代)では「底ぬけAIR-LINE」の古坂さん懐かしいなとなりますが、ピン芸人古坂大魔王さんが正体ですね。マネーの虎にも昔出演していましたね。
【PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)を観て何も疑問を持たないなら勉強法が間違っている】
というわけで芸人が作ったものに学術的にマジレスするというあってはならないことを始めるわけなのですが、「疑問を持つ」ことと「歌に文句をつける」ことは別問題です。「この人○○だな」と思ってしまうことは気づきですが、「あなた○○ですよね」と言うことは別問題です。
最近は何かを見つけると鬼の首を取ったかのように騒ぎ立てる世の中ですが、本当にできる人はすべてわかっていてそれを温かく見守りながらフォローしてくれるものだと思っていますので、本日の私の記事はPPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)間違ってるよ~~俺の方が頭いいし~という一見すると頭が良いというものに包まれた頭の悪い人の行為ではありませんのでご理解頂ければと思います。
あくまで、できる人はこういうところに気づいていると思いますよ。ということです。楽しむ上では細かいことは気にせず「面白い!」と思った方が幸せに生きていけます。個人的にPPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)は文句の付けどころもなく、理由もいらず面白いです。
世の中の物事を何も考えずに見聞きしている人は誰にも頼りにされない
仕事をしていると書類のチェックがなんと多いことか、そして些細なミスが大きな問題となって押し寄せます。生徒には計算さえ注意深くミスなくできなければ、銀行員どころかアルバイトさえままならない。単語を暗記できなければファミレスでメニューを紹介することさえできないよといつも言っています。物事を注意深く眺めることができなければ勉強どころか今後厳しくなるであろう時代を生き抜くことなんてできないでしょう。
私が就職試験を任せてもらえるならPPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)を見て気づいたことをできるだけ書きなさいという問題を出すでしょう。どの視点で物事を切り取るのか個性が出ますし、どれだけ深く物事を捉えているかわかりますから。情報処理能力もわかりますね。採用面接に落ちて些細な一言で落ちたという人がいますが、一言ミスしただけで落ちることはありません。もしあるならその言葉に込められた背景があって落ちたのだと思います。
【PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)で英語ができるようになる】
まず一回PVを見てください。
そのあと歌詞を見てみましょう。
PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)
I have a pen.
(私はペンを持っています)
I have an apple.
(私はリンゴを持っています)
Ah! Apple-pen!
(アー、リンゴペン!)
I have a pen.
(私はペンを持っています)
I have [a] pineapple.
(私はパイナップルを持っています)
Ah! Pineapple-pen!
(アー、パイナップルペン!)
Apple-pen, Pineapple-pen
(リンゴペン、パイナップルペン)
Ah! Pen-pineapple-Apple-Pen!
(アー、ペンパイナップルリンゴペン)
Pen-pineapple-Apple-Pen!
(ペンパイナップルリンゴペン)
冠詞抜けに気づかないと正誤問題が解けない
まず、歌を聴いているとI have [a] pineapple.の部分の [a]の冠詞が抜けている気がしますね。冠詞抜けは英語のミスあるあるなので注意が必要です。正誤問題はみなさん非常に苦手とする生徒が多いです。
【Apple-pen、Pineapple-penを英文法解釈から考えてみる】
さて、Apple-pen、Pineapple-penとは何物なのか?英文法で解明していきましょう!
sunflower(ひまわり)はsun(太陽)+flower(花)=sunflower(ひまわり)です。名詞が2つ組み合わさることで一つの名詞となることがあります。通常名詞が連続することは文型としてはあまりない形ですね。SVOO(第4文型)の時にありますが、通常最初のOは人、次のOは物になりますから物を表す名詞が2連続はあまりありません。
sunflower(ひまわり)はsun(太陽)とflower(花)のどっちが意味的に強いかというと「太陽のような花」=「ひまわり」ですのでflower(花)の意味が強くなります。意味が強い方が後ろに来るんですね。前の名詞は形容詞的に使われます。形容詞は一語だと名詞の前に付きますよというのは中
学生で習いますね。
というわけでApple-pen、Pineapple-penは「ペンの付いたリンゴ」「ペンの付いたパイナップル」ではなく、「リンゴの付いたペン」「パイナップルの付いたペン」であるはずなのです。確かに最後に全部合体させるときにはペンの部分を持っていますからペンが主体なのでしょう。
【さらなる疑問が・・・・(最初のpenと最後のpenは違う!?)】
Apple-pen、Pineapple-penは「ペンの付いたリンゴ」「ペンの付いたパイナップル」ではなく、「リンゴの付いたペン」「パイナップルの付いたペン」となるのですが、最後に合体するとPen-pineapple-Apple-Penになります。
そして疑問なのが動画の字幕ではPen-pineapple-Apple-Pen-pineapple-Penになっているところ。公式動画の題名がPPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)ペンパイナッポーアッポーペンとなっているのでペンパイナッポーアッポーペンをPen-pineapple-Apple-Pen-pineapple-Penと表記するというわけではなさそうですね。
どちらにしても先ほどの解釈をそのままするとPen-Pineapple-Apple-Penは「ペンの付いたパイナップルの付いたリンゴの付いたペン」となります。表記のPen-pineapple-Apple-Pen-pineapple-Penだとすると「ペンの付いたパイナップルの付いたリンゴの付いたペンの付いたパイナップルの付いたリンゴの付いたペン」となります。もうなんだかわけがわからなくなってきましたが、最初のpenと最後のpenは同じ使われ方ではないので注意しましょう。thatが指示代名詞、関係代名詞、接続詞、副詞と様々な品詞を区別する問題が出ますし、訳をするときも間違いが多いのでこういう同じ単語でも全部同じものだと思わないことが大事ですね。
【(-) ハイフン(hyphen)を甘く見ちゃダメ!】
(-) ハイフンは2つ以上の語をつなぐ時に使います。(例) thirty-one 31
(-) ハイフンを使うことにより名詞-名詞が形容詞の働きになります。ですからハイフンでつながれた名詞-名詞は複数形にはなりません。
(例)She is ten years old.(彼女は10才です) She is a ten-year-old girl.(彼女は10才の女の子です)
というわけで
Pen-pineapple-Apple-Penは一つの塊の固有名詞「ペンパイナップルアップルペン」というものだということですね。
a Pen-pineapple-Apple penであったなら(たくさんある)「ペンパイナップルアップル」のペン一つになります。
a pen pineapple apple penであったなら(たくさんある)のペンの付いたパイナップルの付いたリンゴの付いたペンの付いたパイナップルの付いたリンゴの付いたペンのうちの一つということですね。
わかっていただけましたか?
この記事を書いている本塾に興味を持たれた方はこちら
【本塾情報】本塾の中身が知りたい!
をぜひお読みいただければと思います。
長い文章を読んでいただきましてありがとうございました。
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