先生に頼れない時代に誰に頼るべきなのか？｜幕張本郷・幕張西・習志野地区の個別指導なら学習塾本塾 | 塾長ブログ | 幕張本郷の個別指導塾及びプログラミング教室として学習に有益な情報をブログにてお届けします

幕張本郷の個別指導塾、学習塾本塾ミズシマです。

私は今45歳です。若く見られるので、そう言うと驚かれることがありますが、すでに娘2人は大学生と高校生です。

学校の先生になり、予備校講師になり、武田塾の取締役になり、学習塾本塾を開校し、としているうちに、教育業界のキャリアも20年を超えてしまいました。

そろそろ、教え子の子どもが塾に入会する奇跡も起きるかもしれませんね。

私が大学を卒業したころは、予備校講師も人気があり、学校の先生になりたい人も多くいました。

しかし、学校の先生は今は人気の職業とは言い難いようです。

学校の先生の人員不足が深刻な時代

先生の質を保てない　公立2000校で欠員、1年で3割増加

（日本経済新聞電子版）

記事によると、教職の魅力低下で倍率は最低。2000校で欠員が発生とのこと。教員の残業問題、部活顧問への強制参加などの労働問題に加えて、不登校拡大などの「学校崩壊」、保護者対応などの労働環境の問題。

何より、学校の先生が尊敬される存在でなくなってしまったことも拍車をかけているのだと思います。

学校の先生の役割は多く、授業だけをしていればいいのではない状況で、授業のやり方も生徒の対応の仕方も誰も教えてくれない状況の中で、どうしていいかわからない先生も多いのだと思います。

私が学校の先生をしていた時も、精神的に参ってしまい退職される方を見てきました。

先生の負担を軽減する取り組みも

東京港区の小学校では、教科担任制にして、1人の教員が特定教科を複数クラスで教える「教科担任制」を導入するようです。

東京・港区「教科担任制」を全区立小学校に導入　4月から5、6年生　「授業、中身が濃くなる」

（東京新聞）

部活動の顧問についても、顧問の先生がいなくなり、廃部になる部活まで出ているそうです。学校によっては外部顧問にお願いする所も増えているようです。

先生の質の低下とこどもの学ぶ力の低下が同時に起こっている時代

先生の質が保てなくなってきていると言われていますが、実は生徒の学ぶ力の低下も起こっています。これは、教育業界で指導している人なら誰もが納得するのではないでしょうか？

しかし、なぜ一般的にこどもの学ぶ力の低下は騒がれないのか？それは、教育内容がどんどん難しくなっているので、教育内容が難しいからついていけないのか？先生の指導力が足りないからなのか？子どもの学ぶ力が低下しているからなのか？がわからないからです。

そして、それぞれが確実に徐々に進行しているのが今の時代です。

どんな時代でもできる子どもはできる

「学校の先生の教え方が良くないから成績が上がらないんです。」

学習相談や3者面談でたまに聞かれる話題です。

しかし、考えてみてください。それが本当でも、クラス全員同じ先生に教わっていますから、全員成績が下がらないとおかしいのです。

みんな成績が下がっているなら、順位は変わらないはずなのに、その子どもがどんどん成績が下がるのはおかしいんです。

種明かしをすると、「できる子どもは、先生が誰でも成績が上がる。」のです。なぜなら教科書は同じものを使っていて、成績が上がるのは、自分で効率の良い勉強法で勉強しているからです。

つまり、先生の質の低下に一番影響を受けてしまうのは、自分で学ぶ力のない子どもなのです。

この時代を生き抜くための「自考学習」

昔は、「東大卒の○○先生に教えてもらえば大丈夫。」「有名な先生の授業だから大丈夫。」という神話がありましたが、今はそういう時代ではありません。

勉強の取り組み方、学び方を知り、自分で問題を解ける力を身に付ける。その基礎となるのが、「自分自身で考える力」つまり、「自考学習」です。

天才の解法を聞いても、自分では解けません。自ら学び、自分で考えて解決する力が身に付けば、どんな教科も解けるようになるのです。

どうすれば、今の時代を生き抜く力が身に付くのか？

どうすれば「自考学習」が身に付くのか？

分からない方は学習塾本塾までご相談くださいませ。