結果を求める保護者になぜ結果が与えられないのか|千葉市花見川区幕張本郷・幕張西・習志野地区の個別指導なら学習塾本塾

query_builder 2026/10/14
塾長ブログ
結果を求める保護者に


結果を求める保護者になぜ結果が与えられないのか


千葉市花見川区幕張本郷・幕張西・習志野地区の個別指導、プログラミング教室及び英語教室、学習塾本塾塾長ミズシマです。


長く生徒・保護者を見ていると、「この生徒(子ども)は成績が上がりやすい」と感じることに加えて、「この保護者(親)の子どもは成績が上がりやすい」と感じることがあります。


生徒や保護者のタイプにも左右されるので、こういうタイプだったら成績が上がらないということはないのですが、「結果を求める保護者にはなぜか結果が与えられない」ことが往々にしてあります。


「親なんて環境を与えてあげるだけだから子供がその中でどこまで育っているか楽しみに見守っています。」

という家庭の方がたとえエンジンがかかるのが遅くても、エンジンかかった時には爆上がり!なんてことがよくあります。


「結果ばかり求める気持ちや行動は良い結果を生まない」


これはこの世の真理に近いのではないかと考えています。


だからこそ、学習塾本塾では結果よりもプロセス(課程)にこだわりますし、子どもの能力や気持ちを無理やり持っていくのではなく、最大限に発揮していただくように工夫しています。


成績保証、合格実績などを強く掲げないのは、保護者様の結果を求める傾向を助長しかねない文化だと思っていますし、そういった保護者様、生徒が学習塾本塾に来ないように予防線を張っている意味もあります。


学習塾本塾では、どんな成績でも、どんなに志望校とギャップがあっても断ることはしませんが、「金は払うから合格させてくれ」という方は暗にお断りしているのです。


結果だけを求めるのであれば、他の塾に通われたらいいとさえ思っています。


その意図が伝わっているのか、本当に学習塾本塾に通っている生徒の保護者様の塾や子供に対する理解が深いことにいつも感謝しています。

塾や子供の理解が不足しているしわ寄せが講師に降りかかることから守りたい気持ちも強いのです。講師たちも学習塾本塾の財産と考えているからです。


だからこそ、学習塾本塾をご検討される方には、「結果を求める保護者には結果が訪れにくい」ということを知って欲しいと思っています。



なぜ結果を求めていると結果が手に入りにくいのか?


「塾に通っているのだから、成績を上げてほしい」


「これだけお金をかけているのだから、結果を出してほしい」


「次のテストでは、もっといい点数を取ってほしい」


子どもの成績を心配する保護者であれば、こうした気持ちを抱くのは自然なことです。


子どもの将来を考えればこそ、成績を上げてほしい。志望校に合格してほしい。努力した分だけ結果を出してほしい。


その願い自体は、決して間違っていません。


しかし、学習塾本塾では、子どもの成績を伸ばそうとする中で、あることを考えさせられます。


結果を強く求めているのに、なかなか結果につながらない。


なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。



1.結果を求めることと、結果が出ることは違う


まず、考えておきたいことがあります。

それは、結果を求めることと、結果が出ることは別だということです。


「成績を上げたい」と願うこと。

「次のテストでは80点を取ってほしい」と期待すること。

「志望校に合格してほしい」と強く思うこと。


これらは、すべて目標です。

しかし、目標を掲げただけでは、成績は上がりません。

成績を上げるためには、今の学力を把握し、できない原因を見つけ、その原因を解消するための行動を積み重ねる必要があります。


例えば、数学のテストで50点だった子どもがいるとします。

保護者は「次は70点を取ってほしい」と考えます。


では、70点を取るために何をすればよいのでしょうか。

計算ミスが多いのでしょうか。

公式の意味を理解していないのでしょうか。

文章題になると、どの公式を使えばよいのかわからなくなるのでしょうか。

そもそも、以前に習った内容が身についていないのでしょうか。


原因によって、必要な勉強は変わります。

それにもかかわらず、「もっと勉強しなさい」「次は頑張りなさい」と結果だけを求めても、具体的な解決策にはなりません。


結果を変えたいのであれば、結果を求めるだけでなく、結果を生み出す過程を変えなければならないのです。



2.結果を求めるあまり、結果が出るまでの過程を見失っていないか


子どもの成績が上がらないとき、保護者は不安になります。

勉強時間が足りないのではないか。

塾の指導が合っていないのではないか。

本人にやる気がないのではないか。

もっと厳しく勉強させたほうがよいのではないか。

さまざまな考えが浮かびます。


そして、テストの点数や順位など、目に見える結果を確認したくなります。


もちろん、テストの点数は大切です。成績が伸びているかどうかを確認するために、結果を振り返ることは必要です。


ただし、結果だけを見ていると、見落としてしまうものがあります。

それは、子どもがどのように勉強しているのかということです。


例えば、毎日机に向かっているのに成績が上がらない子がいます。

問題集を何ページも進めている。

答え合わせもしている。

間違えた問題には赤ペンで正しい答えを書いている。

一見すると、しっかり勉強しているように見えます。


しかし、次に同じ問題を解いたとき、また間違えてしまう。

解説を読めば理解できるのに、一人では解けない。

テストになると、似た問題が出ても解き方がわからない。

この場合、必要なのは単純に勉強量を増やすことだけではありません。


間違えた原因を理解できているのか。

解説を読んでわかったつもりになっていないか。

何も見ずに自分の力で解けるようになっているか。

そこまで確認する必要があります。


勉強した量と、身についた学力は同じではありません。

大切なのは、何時間勉強したかだけではなく、その勉強によって何ができるようになったかです。


結果を求めるあまり、勉強時間や問題集の進み具合ばかりを確認していると、肝心の学力が身についているかどうかを見失ってしまうことがあります。



3.「もっと頑張りなさい」では解決できない問題がある


成績が上がらない子どもに対して、「もっと頑張りなさい」と声をかけることがあります。


もちろん、努力が必要な場面はあります。

勉強時間が不足しているのであれば、学習時間を確保する必要があるでしょう。


しかし、すでに努力している子どもに対して、さらに努力を求めるだけでは、問題が解決しないこともあります。


例えば、英語の長文が苦手な子どもがいるとします。

長文問題を何度も解いているのに、点数が上がりません。

この子に「もっと長文を解きなさい」と伝えれば、問題を解く量は増えるかもしれません。


しかし、単語の意味がわからないのか、英文の構造が理解できていないのか、文法の知識が不足しているのかによって、必要な対策は違います。


原因を把握せずに問題演習を増やしても、同じところでつまずき続ける可能性があります。

必要なのは、努力を否定することでも、努力を無条件に増やすことでもありません。


今の努力が結果につながっていない理由を探すことです。


子どもができないことには、何らかの理由があります。

基礎知識が不足しているのかもしれません。

解き方を理解していないのかもしれません。

問題文の読み取り方に課題があるのかもしれません。

自分の間違いを正しく分析できていないのかもしれません。

その理由を見つけ、適切な方法で解決していく。

それが、成績を伸ばすために必要なことです。


私たちは、子どもに努力を求める前に、努力が結果につながる方法になっているかを考える必要があるのです。



4.子どもの結果を急ぐほど、成長の兆しを見落としてしまう


成績を上げたいと考える保護者にとって、テストの点数はわかりやすい指標です。

前回より点数が上がればうれしい。

下がれば不安になる。

その気持ちは、よくわかります。


しかし、子どもの成長は、いつもテストの点数にすぐ表れるとは限りません。

以前はまったく理解できなかった問題の意味がわかるようになった。

解説を読んだあと、自分で解き直せるようになった。

間違えた問題について、どこで間違えたのかを説明できるようになった。


以前よりも、自分からわからないところを質問できるようになった。

こうした変化は、成績を伸ばすための大切な一歩です。

もちろん、それだけで必ず成績が上がると断言できるわけではありません。


理解したことを定着させ、実際に問題を解けるようにし、テストで得点できる力へとつなげていく必要があります。


それでも、こうした変化を無視して、テストの点数だけで子どもの成長を判断してしまうのは、もったいないことです。


結果が出るまでの過程を正しく評価できなければ、子ども自身も「何を頑張ればよいのか」がわからなくなってしまいます。

そして、頑張っているのに認めてもらえないと感じれば、勉強に向かう気持ちが弱くなることもあります。


大切なのは、結果を見ないことではありません。


結果を確認しながら、結果につながる変化も見逃さないことです。


点数が上がったときには、何がよかったのかを振り返る。

点数が上がらなかったときには、何が不足していたのかを分析する。

その繰り返しが、次の成長につながります。



5.保護者に必要なのは、結果を求めないことではない


ここまで読むと、「では、保護者は子どもの成績を気にしないほうがよいのか」と思われるかもしれません。

そうではありません。


子どもの将来を考え、結果を求めることは自然なことです。

志望校合格という目標があるなら、その実現に向けて努力する必要があります。


定期テストの点数を上げたいのであれば、具体的な目標を設定することも大切です。


問題なのは、結果を求めることではありません。

結果を求めるあまり、結果を出すために必要なことを見失ってしまうことです。


例えば、テストの点数が下がったとき。

「どうしてこんな点数なの?」と問い詰めるだけでは、次に何をすればよいのかはわかりません。


それよりも、

「どの問題で点数を落としたの?」

「わからなかった問題と、わかっていたのに間違えた問題は、どちらが多かった?」

「次のテストまでに、何をできるようにしたら点数が上がりそう?」

と、一緒に考えてみる。


すると、漠然とした反省が具体的な課題に変わります。

子ども自身が課題を理解できれば、次の行動も変わっていきます。

もちろん、いつも保護者が一緒に分析しなければならないわけではありません。必要に応じて、学校や塾の先生の力を借りることも大切です。


大切なのは、子どもを責めることを目的にするのではなく、次に結果を変えるための行動を見つけることです。

結果を求める気持ちを、子どもへのプレッシャーだけに変えてしまうのか。

それとも、子どもの課題を見つけ、解決するための力に変えるのか。

その違いは、決して小さくありません。



6.子どもに必要なのは、結果を求められること以上に、できない理由を見つけてもらうこと


私たち学習塾本塾が大切にしているのは、子どもができないことを、ただ「できない」と判断して終わらせないことです。


なぜ、できないのか。

どこでつまずいているのか。

何がわかれば、できるようになるのか。

どうすれば、一人でも解けるようになるのか。

その理由を一緒に探し、解決していくことを大切にしています。


成績が上がらない子どもに対して、結果だけを求めるのは簡単です。

「もっと勉強しなさい」

「次は頑張りなさい」

「本気を出しなさい」

そう伝えること自体は難しくありません。


しかし、それだけでは、子どもが抱えている問題は解決しないかもしれません。


本当に必要なのは、子どもが何につまずいているのかを理解し、その子に合った方法で課題を解決していくことです。

勉強のやり方を変える必要があるのかもしれません。

基礎に戻って学び直す必要があるのかもしれません。

問題を解いたあとに、もう一度自力で解き直す習慣が必要なのかもしれません。


一人ひとり、できない理由は違います。

だからこそ、全員に同じ言葉をかけ、同じ方法で勉強させるだけでは、十分ではないことがあります。


子どもの可能性を信じることは、ただ「頑張ればできる」と励ますことだけではありません。

できない理由を見つけ、できるようになるための方法を一緒に考え、必要な努力を積み重ねられるようにすることでもあります。

私たちは、その過程を大切にしたいと考えています。



7.結果を求めるなら、結果が変わる方法を探そう


結果を求める保護者が、必ずしも間違っているわけではありません。


子どもの成績が上がってほしい。

志望校に合格してほしい。

努力が報われてほしい。


その願いは、子どもの将来を大切に思うからこそ生まれるものです。


ただ、その願いが強いほど、目の前の結果に意識が向きすぎてしまうことがあります。


テストの点数が上がらない。

模試の判定が変わらない。

勉強しているのに成績が伸びない。


そんなときこそ、少し立ち止まって考えてみてください。

今、子どもに求めていることは、結果だけになっていないでしょうか。


結果を出すために、何を変える必要があるのかを考えられているでしょうか。

子どもができない理由を、本人の努力不足だけで片づけていないでしょうか。


結果を求めることと、結果につながる行動を支えることは違います。

そして、子どもの成績を伸ばすために必要なのは、その両方をつなげることです。


「もっと頑張りなさい」から、「どうすればできるようになるだろう」へ。

「なぜ、こんな点数なの?」から、「次に点数を上げるために、何を変えようか」へ。


問いかけが変われば、見えてくる課題が変わります。

課題が変われば、取り組むべき勉強も変わります。

勉強が変われば、結果が変わる可能性も生まれます。


もちろん、正しい方法で努力したからといって、すべての目標が必ず実現するわけではありません。だからこそ、現状を正しく把握し、必要に応じて方法を見直しながら、前に進むことが大切なのです。


学習塾本塾は、ただ結果を求めるだけの場所ではありません。

子どもができない理由を一緒に探し、できるようになるための方法を考え、一つひとつ課題を解決していく場所でありたいと考えています。

「できない」の理由がわかれば、次に何をすればよいのかが見えてきます。


そして、その一歩一歩が、未来の結果につながっていきます。


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