【合格体験記】12月D判定からの県立実籾高校逆転合格！｜幕張本郷・幕張西・習志野の個別指導なら学習塾本塾 | 合格体験記 | 幕張本郷の個別指導塾及びプログラミング教室として学習に有益な情報をブログにてお届けします

幕張本郷・幕張西・習志野の学習塾本塾ミズシマです。

昨年度は一昨年度のように全員合格とはいきませんでしたが、順当に合格した生徒もいれば、劇的な逆転合格をした生徒もいました。

今回は、優等生ではない生徒でも逆転合格した話です。

Mくんの合格情報はこちら

合格者情報

名前　M・Yくん

中学校名　幕張西中学校

合格した高校　千葉県立実籾高校

入塾月　小学校5年生の4月

筋金入りの自分では勉強ができない子

Mくんは、お姉さんが本塾に通い始めたのをきっかけに通い始めました。家で全く勉強をしないため、せめて塾に通って早めに勉強を始めようと保護者様が塾に通わせることにしたようです。

塾に通うことは嫌がりませんし、塾の授業は受けてくれます。でも、授業を受ける以外のことは宿題を含めてほとんどやりません。

ただ、授業ではきちんと理解しているようですので、そのまま継続して指導を続けていました。

実力テスト白紙事件

学習塾本塾では、小学生は年に1回、進研テストという実力テストを塾で受けてもらいます。

当時のMくんの算数の成績がビックリするほど低かったのに塾も保護者様もショックを受けました。

保護者様もあまりのショックに「もうこの子に勉強は無理だから塾を辞めさせた方がいいんじゃないか。」とおっしゃっていました。

本塾では、塾長が一人ひとりの答案を分析します。Mくんの実力テストを見てあることに気が付きました。「8割白紙なのに、書いてある2割がほぼ合ってる？？」

実力テストがほぼ白紙だった理由

実力テストがほぼ白紙だった理由は、実は今でも聞けていません。（というか聞いたけど答えてくれなかった記憶があります。）

しかし、確かなことは、後で授業で解き直したら多くの問題が解けたことです。つまり、「できなかったのではなく、解かなかった。」のです。

「明日から本気出す」という言い訳さえ発生しない、清々しい姿です。

塾を辞めてしまったら高校受験を諦めるしかない

「ちゃんと勉強しないなら塾はやめさせるべき。」この意見はごもっともです。しかし、授業でやったことはきちんと身に付いていますし、解いてくれさえすればテストでも結果は出る子です。

「ここで保護者様が諦めてしまったら、Mくんは全く勉強しなくなるでしょう。結果、通信制高校か底辺高校と言われる高校しか選べなくなってしまいます。Mくんは授業をすれば、その分は前に進む子です。Mくんが目指したい目標が決まった時に、その選択肢が潰えている状態になってしまいますよ。」と伝えました。

保護者様のご理解のもと、その後、塾に通い続けていただきました。

中学3年生12月に目標ができる

中学3年生の後半になるまでは、工業高校に行って、職業につながる勉強をしてもいいのではないか？という話が出ていました。

Mくん本人は、特に希望は出てきませんでした。

そのまま、高校の目標も決まらないまま、高校受験を迎えるかと思った中で、Mくんの目標が急に決まりました。

「県立実籾高校で英語を勉強したい。」

中学3年生12月Ｄ判定からの高校受験

実籾高校を目指ざすと決めた時、ＭくんのＶ模擬の成績は150点台、実籾高校の目標点は250点前後と仮定しても、100点足りません。

ただし、なんとか塾の授業を受けていたので、内申点は目標内申点に足りていました。

本人が目標が決まったことで、どれだけ頑張れるか、それが合否を左右することになります。

本気出せばできる子

目標が決まり、目標に向けてやるべきことは伝えました。後は本人の頑張りにかけるしかありません。

その中で、今まで指導してもらった学習が見事に開花します。

☆英語

1/7　予想問題（48点）　→　2/4 予想問題（67点）　19点UP

☆数学

1/7　予想問題（34点）　→　2/4 予想問題（67点）　25点UP

☆理科

1/7　予想問題（32点）　→　2/11 予想問題（57点）　38点UP

☆5教科計

1/7　予想問題（188点）　→　2/11 予想問題（277点）　89点UP

学習塾本塾では、一人ひとりの弱点を分析し、残りの期間、集中して取り組むため、成績が伸びる生徒がほとんどです。

その中でも、Mくんの伸びは素晴らしかったです。

最後には目標点の250点を超えてきました。（Mくんには260点目指せと言っていましたが、それさえ超えてきました。）

姉からの電話

県立入試合格発表日、Mくんからの連絡は来ませんでした。しばらくすると、「水嶋さん、Mくんのお姉さんから連絡が来ましたけどお休みだったのでそう伝えました。」と連絡が。

最後は調子よかったけど、入試は運もある。当日に連絡が来なかったし、姉が連絡してくるところを見ると結果は残念だったのかな？

と思っていると、再度、Mくんの姉から電話が。

「○○ちゃん（Mくんの姉）、こんにちは～、元気にしてた？最近どうなの？」

と近況報告を受け、

「で、どうしたの？」

と聞くと、

「あ、弟、受かりました。」

「・・・・・・・・・・せめて自分で言えや！！！！」

「えっと、ちなみに聞くけど、○○ちゃん（Mくんの姉）は用事あった？」

「え？いや、ないです。」

「ないんかい！（リフレイン）　お疲れ様、弟のためにわざわざありがとうね、むしろ、しっかり成長して嬉しいよ。」

そんな中学3年生12月Ｄ判定からの実籾高校に合格したM君の話でした。

Mくんの合格者アンケートはこちら

Mくんの合格者アンケートをご紹介します。

さきほどの姉からの電話の後日、きちんと合格報告の挨拶に来ました。

合格者には合格者アンケートに記入してもらいますが、

えっと、変わらないね。

出すか迷いましたが、こんなMくんのキャラが分かっていただければと思いますので、そのまま掲載します。

Q1.本塾を選んだ理由・役に立った授業を教えてください

（白紙）

Q2.具体的な勉強方法や勉強の進め方・スケジュールの立て方など教えてください

（白紙）

Q3.本塾の良かった点・改善点があれば教えてください

（白紙）

Q4.受験での反省点はありますか？

（白紙）

Q5.後輩へのアドバイスをお願いします！

もっと勉強しておけばよかった。

Q6.その他、フリーでどうぞ！

（白紙）

他の塾だったら「ふざけないでちゃんと書いて！」って言われそうですが、塾も合格者も飾らなくていいんじゃないかと思うので、そのままで。

そんなMくんでも目標が決まれば本気出せるという話。

やる気がなくても準備はできる

塾に通う以上、勉強に意欲的に取り組んで欲しいですよね。学習塾本塾では、やるべきことを伝え、自分で考えて学習に向かえるように日々サポートしていますが、それでもなかなか意欲的に取り組めない子どももいます。

しかし、やる気がなくても授業を受けて、学習を理解してもらい、管理ができれば、いざ目標が決まった時に諦めなくて済むのです。

ここまで粘り強く、見守ってくれたMくんの保護者様に本当に感謝です。

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